2014年4月7日
「近頃の若いものは・・・」
今年の1月に台湾へ初めて旅行しました。
龍馬プロジェクト代表の、神谷宗幣さんが企画された
「KAZUYAと行く台湾ツアー」にお声かけをいただいたのでした。
5泊6日のかなり過酷なスケジュールでしたが、
日本と台湾の歴史を学び、未来を考えるというツアーで、
たくさんのことを学ぶことができました。
正直なところ、ツアータイトルにある「KAZUYAさんて、だれ?」
という状態でしたが、
参加者はKAZUYAさんの動画のファンという
20代から40代の視聴者の方々でした。
聞けば、KAZUYAさんはインターネットの画像配信の世界で、
有名な方だそうで、なんと、彼の配信する「KAZUYAチャンネル」は、
登録者数が、現在、18万人を超えているそうです。
18万人ですよ、18まんにん、じゅうはちまんにんです q(@o@)p
このメルマガの登録者数が1000人くらいですから
えっと・・・、○○倍です(^^;)
「KAZUYA チャンネル」
http://www.youtube.com/user/kazuyahkd
KAZUYAさんは、北海道出身の25歳。
動画をご覧いただければわかりますが、顔立ちも、声色も、
まるで歌舞伎役者のようなたたずまいの「和顔」の好青年です。
もともと、彼は友人の結婚式の動画を作り始めたのを機に、
動画作りの楽しさに目覚めたそうです。
現在では、自身が感じていること、
日々体験していることを
毎日2分程度の画像にして、
配信しているそうです。
これがなかなか、骨太な内容で、
25歳の若者が独学で学んだ
政治、経済、外交問題、修身などについての
持論を展開しています。
最初はこのような内容ではなかったそうですが、
「今の日本はおかしい」という疑問を呈していったことから、
今のスタイルになり、現在では若者を中心に、
視聴者の数が増え続けています。
動画を配信し始めたのは2013年1月からということなので、
まだ1年ちょっとしかたっていないわけです。
それがあっというまに、ユーチューブの政治部門のランキング1位を
独走する人気チャンネルになったのですから、
いやはや、ネット世代、ネットの時代というのは、とってもおもしろい・・・。
もちろん、KAZUYAさんの努力と、センスの賜物だと思うのですが。
台湾ツアーの中で、移動の飛行機や、食事のときに近くの席に
座ったときに、
無知なおねーさん(^^;)は,いろいろと質問をしたんですね。
しかし当のKAZUYAさんは、とてもさらっとしていました。
「僕はね、本当に運が良かっただけなんです。
本当にそれしかないんですよ。」
聞けば、彼の肩書きの欄には 「ユーチューバー」とあります。
「はて?何のことだろう?」とたずねてみると
「僕は今、ユーチューブで生活の糧を得ているからなんです。」
なんでも、動画の視聴の数が増えると、それが収入になるのだそうです。 (?o?)/
「なので、毎日、動画を撮って、アップすることが最大の趣味でもあり、
また同時に、生活の糧を得るための仕事にもなっているんです。
今の自分が、これが好きでやっていますし、この先がどうなるかもわからない。
当然、何の保障もないですし、まぁ、その日暮らしというか・・・(笑)」
とはいえ、昨年、能登半島の研修旅行でもご一緒していたのですが
千枚田の広がる、ひろーい海が見える景色を楽しんでいたとき、
福岡から来たという公務員の男性が、
「あ、KAZUYAさんですよね?いつも動画を見ています!
よかったら、握手してください!」と、
駆け寄って来ました。
「今どき」だなーと思います、はい、とても良い意味で(^^)
そう、知る人ぞ知る、隠れた有名人。
画像配信サイトのおかげで、今は、誰もが放送局になり、
情報を発信することができるのですね。
KAZUYAさんは 台湾でも精力的にビデオカメラを回して、
素直なまなざしで、旅行記の動画をアップされていました。
その動画を見ていると同世代の若者が、
KAZUYAさんと一緒に、
台湾を旅している気分になれるのです。
それが彼にとっての初めての海外旅行だったそうですが、
両替、食事、町並み、台湾の文化・・・などなど
いろいろなことに、
素朴な目線で、初の海外、初の台湾を捉えていたのでした。
それも、2分程度という、コンパクトにまとめられた画像なので、
毎日、ベッドの中で、通勤電車や食事のあいまに、
など、
「ちょっと」「気軽に」楽しむことができるわけです。
「なるほど、すごいなぁ・・・」と関心することしきりでした。
動画を配信するための技術的なこともそうですが、
私は、一見、どこにでもいるような北海道在住の青年が、
「日本」という国を 冷静沈着に、
そして
大きな希望と愛を持って見つめていることに、とても感銘を受けました。
時にアイロニーをこめた、辛口の発言が飛び出すこともありますが、
私が25歳の時に、こんなふうに自分の意見を言えませんでした・・・(--#)
KAZUYAさんが独学で、国家や経済を学んで、一人で主張しています。
その発言に対するネット上での誹謗中傷も相当なものではないかと
私は想像してしまうのですが、彼はそれでも、自分の思いを貫いています。
そのことだけでも、私は彼を尊敬してしまいます。
そして、KAZUYAさんの言葉に、熱心に耳を傾ける若者たちが
たくさんいることにも、
希望を見出しています。
百聞は一見にしかず。
ぜひ、一度、北海道に住む、
一人の「青年の主張」に耳を傾けてみませんか?
【 KAZUYA チャンネル 】
< http://www.youtube.com/user/kazuyahkd>
そして、
動画が苦手だ!パソコンを持っていない!
分からない!という方には
ちゃんと書籍も ありますので、こちらをどうぞ(^o^)/