2012年2月4日
新進気鋭、真理を追求する本質プロデューサー(前編)
福永涼人さん。
有限会社ココロ・エンタテインメント代表取締役
パーソナルブランドプロデューサー。
個人のブランド化、起業、開業のコンサルティングやWEB戦略の指導、
スクール・一般社団法人の立上げと運営のコンサルティングなどを
されています。
仕掛人としての福永さんの手腕については、
数年前からたびたび、おうわさを耳にしていたのですが、
このたび、改めてお話を伺う機会を頂戴しました。
福永さんは、1971年生まれ。
年齢より若く見え、穏やかな印象です。
・・・しかし、ソフトな初対面の印象を裏切る、
切れ味鋭い話しっぷり。
なるほど、『本質プロデューサー』というだけあって
なかなかエッジが鋭い方です(^^;)
「大学を出てからの7年間が、僕の貴重な財産です。
出版社、在宅学習キットの販売会社、
健康食品や器具の販売会社、アロマテラピースクールの職員と
4つの会社に勤めましたが、
最初に勤めた会社は、上司からボロクソに扱われる毎日で。
その後も、なぜか行く先々、厳しい会社ばかりでした。
給料も基本給は少なくて、歩合制。
売上げとは取りに行くものだということを徹底的に学んだんです。
辞めるか、成績を上げるかのどちらかしか選択肢はなかった。
おかげで早くから経営者思考が身に付きました。
まったく甘えていられない環境でしたから。
あの辛い日々が、僕を覚醒させましたよね。
売上げを上げるという課題の中で、
消費者の購買意欲、購買心理の勉強をずっとしていました。
お客さんに、商品の魅力をどうしたら理解していただけるか、
どうすれば伝わるのかを常に考えていました。
いつしか、がんばっているうちに、成績も上がり、
収入も上がってきました。
そうするとですね、社長に目をつけられて、声を掛けられるんです。
支部長になれとか、子会社の社長にならないか、とか(苦笑)
だけど、この仕事は好きではないから、
これ以上広げたくない、と思うので、
毎回、昇進や栄転の話は、僕には会社を辞める動機になるんです。
あの頃の僕は、いつも誰かを恨んでいた。
当時、仕事が辛いので、自己啓発系の本を読んだり、
スピリチュアル系の本やセミナーにも通いました。
でも、誰も本当に自分が欲しい答えをくれなかった。
『頼むから、具体的に言ってくれ!』っていつも思っていました。
あの頃の自分にやってほしかったことを、今の僕は人さまに
提供しているんです。あの辛かった7年間が、僕の原点です。」
・・・(@o@)/ (@o@)/
ま、まさに資本主義経済の最先端で営業を学んでこられたのですね!
その後、すぐに独立してプロデューサーのお仕事が始まるのですか?
「僕が一番最初にプロデュースさせていただいたのは
占いの『誕生数秘学』関連の著書を出されている、
はづき虹映さんという作家さんです。
< http://www.ima-jin.com/hazuki/ >
【はづきさんは、現在、販売累計120万部越えのベストセラー作家です】
あれは4つ目の会社に勤めていたころ、2002年だったかな、
講演会などに参加するなかで、はづきさんに出会って、
いろいろとお付き合いさせてもらっているうちに、
自分から『ぜひ手伝わせてほしい』、とお願いしたんです。
当時はまだ、はづきさんも仕事を立ち上げたばかりで、
試行錯誤の時代でした。
でも、僕ははづきさんのやっていた占い、「カバラ数秘学」を
分かりやすく演出すればいける、と感じていたんです。
何度も提案してみたんですけど、あんまり進まないから、
頼むからやらせてくれ、と(笑)
僕は どうすればその物の良さ、人の良さが伝わるのかを
考えるのが好きだったので、ボランティアでいいから
手伝わせてほしいとお願いしたんです。
もちろん、自分には実績なんて何もありません。
ずっと歩合制で生きてきたので、もしあなたが儲かったら、
僕にも分けてほしいって(笑)
スタートはそんな感じでした。
そこで、まずは IT化に取り組みました。
ホームページについて調べ、1万円でソフトを買い、
本屋で立ち読みしてホームページを作りました。
はづきさんはそれまでずっとファクス通信を出していましたが、
それをメルマガに切り替えてイベントの告知をしたり・・・。
えぇ、4ヶ月で利益が出るようになりました」
おぉー、すごい(^o^)/
「まぁ、僕もはづきさんも、お金がなくて、後がなかったですから。
10打数10安打でいくしかなかった。失敗できなかったんです。
テレビや雑誌のメディアを使わず、ITで有名になる。
絶対にそれは可能なはずだと、信じてやりましたね。
僕は、未来のはづきさんが大勢の人に及ぼす影響力を感じたんです。
彼を通じて、何千、何万の人が癒されるんです。
向こう側にはたくさん待っている人がいるのを感じる。
当時の僕は30歳そこそこでしたけど、11歳も年上のはづきさんは
実績も何もない僕の言うことを、真摯に聞いてくれました。
普通はプライドで跳ね除けてしまうだろうと思うんですけど、
彼がすごいのは、そういう懐の深いところ。
本当の謙虚さって、こういうことだと思いました。
今まで、はづきさんを始め、何人かの方を顧問をさせてもらいました。
僕にとっての顧問ってね、結婚と 同じなんです(^.^)
ずーっとその人のことを考え続けるので、
愛してないとできないんです(笑)
僕としては、仕事を引き受ける以上は、本気です。
責任を感じますから。」
今やはづき虹映さんといえば、出版不況と言われる業界で、
次々にヒット作を出す作家さんとして有名です。
それ以外にも、「誕生数秘学」を体系化し、スクールを作り、
数百名のカウンセラーを育てて、社団法人を設立されています。
それらのすべてをプロデュースされた立役者が、
福永さんだったのです。
「僕、秋元康さんをすごく研究しているんです。
人のことをどうやって演出すればいいか。とても勉強になります。」
その後、福永さんご自身も、2006年にご自分の会社、
(有)ココロ・エンタテイメントを立ち上げ、代表に就任するのでした。
つづく
*福永涼人さんの書籍
「本質プロデュース」 サンクチュアリ出版 (1155円・税込)
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・URL < http://www.cocolo-ent.com/ >
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