2011年3月21日
PRAY FOR JAPAN
「天災は忘れたころにやって来る」
まさに、よもや、と思うようなことが起きてしまいました。
今はとにかく、一人でも多くの方々のところに、
新たな光が差し込みますように願ってやみません。
この1年間、「こころざし【志】通信」で
たくさんの方々を取材させていただきました。
それを通じて分かったのは、ご登場いただいたどなたも
「わが身にふりかかったことは、すべて自分で引き受ける」という覚悟の姿勢でした。
まさに、「こころざし」とは、そのように、自らが果たすべきだと
感じることに
真摯に取り組むことだと思いました。
被災地での救助活動や、福島原発で、決死の覚悟で、
消火と鎮圧に挑んでおられる自衛隊、消防庁、警視庁の皆様。
そのお姿に、心からの敬意と感謝とお礼を申し上げます。
今は、日本中が、この「覚悟」を試されているのだと思います。
「もうこの日本は大変なことになっていますよ。」と あちこちで昨年は耳にしました。
この国の危機感を感じている人は、本当に多かったです。
お蔭様で、五体満足、元気な私たちは、
国が、自治体が、
誰かが何かをしてくれるという考えを捨ててこころざしを掲げて、今こそ「自立」すること。
もう、誰もが、誰にも依存できない時代なのだと
ひしひしと痛感しました。
その精神の上で助け合うことができたら、本当の意味で素晴らしい国ができると思います。
つい先日、10年来の中国の友人である
周寧(しゅうねい)さんから、メッセージが届きました。
文面を見て、涙があふれました。
彼女の言葉は、私だけではなく、日本人全体へのメッセージだと思いました。
こちらにご紹介させていただきます。(原文のまま)
『今度の地震に本当に驚いだ、悲惨、せつない。(中国のTVも殆ど毎日同時中継してる)
TV画面を通じて全世界中に、日本人の頑丈さ、
気骨の強さが同時に見られて、
尊敬と敬服を寄せました。
(戦争のせいで憎みを持ってる中国人がだいぶ、
日本人への印象を見なおした。)
地震後の秩序、地震時の反応(自分の安否を考えず、
先に商品棚を固定しようとする動きやコンピューターを落ちないように抑える動きとか)、
国民の質高さを自然に披露した。
毎日朝早から夜おそまでTVを見て、日本のこと心配しています。
余震も頻繁に発生してるし、皆さんのご安全も心配してます。
何もしてあげることはできず、悔しいです。
ただただこの悪夢を早く終わるように祈るばかりです。
挫けないで、頑張ってね!
周より 3/13深夜』
ありがとう、ありがとう周さん。
本当にありがとう。
PRAY FOR JAPAN。
どんなに言葉や主観、考え方の相違はあっても平和と復興への「祈り」の力は、
すべての人々に共通するものなのですよね。
PRAY FOR JAPAN
世界中が私たちのために祈ってくれています。
< http://www.youtube.com/watch?v=IxUsgXCaVtc >
がんばれ 日本。
今こそ、私たちは 立ち上がろう!
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編集後記
春が待ち遠しいです。
少しでも暖かさを 感じることができたら。
おかげさまでこのメルマガも一周年を迎えました。
次回の配信は 4月5日(火)「晴明」です。
皆さま、くれぐれもご自愛くださいませ。
ミッション・ナビゲーター 長谷川章子拝