2021年7月10日
「大激変の時の拠り所」
7月になり、2021年も後半になりました。
相変わらずのワクチン騒動や、
東京五輪のドタバタ、4度目の緊急事態宣言、
飲食店への規制云々の様相を見ていると、
あぁ、もう今の日本政府って
ホンマに末期的症状に陥っています。
怒るとか呆れるとかいう次元を、
とっくの昔に超えています。
渋沢栄一が主人公の大河ドラマ
「青天を衝け!」では、現在、
大政奉還までの緊迫した様子を描いていて
「ご公儀の3年先、5年先どころか
1年先だってどうなるかわからない」
というセリフがありました。
幕末の頃に交わされた会話が
そのまま今に通じますね(^^;)
聞けば、社会的なシステムというものは
約80年で通用しなくなるそうです。
明治維新から約153年、終戦から76年、
そろそろ、昭和〜平成からの社会システムも
終焉の時が間近に迫っています。
2025年までが、変化の最大のピークにあたり、
まさに「天下分け目の天王山」、
私達は、リアルに激変の世界に住んでいます。
そしてこの7月に開催される(はずの)
東京五輪が、もしかすると
歴史的な大転換につながる、
何らかの事象?事件?になるとしたら・・・。
全然、別の意味でワクワクしたりして(^o^)
不謹慎と言われようが非国民と言われようが
「この壮大な大転換劇を実体験するために
地球にやって来たんだ〜!」と
胸がぐるぐるしています。←(大河ドラマの渋沢栄一風)
世の中も大変革のさなかですが、
内側の自分をどう整えるか、ということも
同時進行で大切なのだと思います。
つい先日、11年前に学んでいた場所に
再び訪れる機会がありました。
11年前といえば、私自身が大きな決断をして
人生の再出発を決めた時でもありました。
大嵐に巻き込まれたような状況の中で
ひとつひとつ、自分の正直な想いに沿って
決断を下していったことを思い出します。
周囲の人々も、様々な思惑の中で
戸惑い、混乱していました。
一人一人、置かれている状況も立場も違うので、
誰の意見も正論には聞こえませんでした。
だとするならば、
最後は自分の内側にある、
「想い」に沿うしかない。
まさに拠り所は自分しかいませんでした。
義理や人情、しがらみなどを振り切って
純粋に、本当に自分の望む場所へ行きたくて
何の保証もなく、何のあてもなく、
たった一人、夜の海で
ボートを漕ぎ続けるような日々を過ごしました。
怖くなかったといえば、ウソになります。
とはいえ、私は自分の気持ちに、
ウソだけはつきたくありませんでした。
お人様に「言葉」を伝える仕事をしている以上、
自分がウソを背負っていては、
けして真実は伝えられない。
これで沈没するなら、それまで。
まさに「覚悟を決めた」時でした。
人間、覚悟を決めると、
不思議とザワザワした音が聞こえなくなります。
すーっと静かな「境地」になります。
少々のことでは動じなくなるし、
他人の言葉にも踊らされなくなります。
自分の選択がたとえ間違っていたとしても
気付いた時点で方向を変えればいい、と
気持ちを切り替えることができます。
人生でそう何度も体験できないような
大混乱に巻き込まれた時でしたが
そういう時こそ、
「自分の純粋な想い」に正直になれば、
そしてそれを選択し続ければ、
何も怖れるものはないということを
体験から実感することができました。
最近、周りでお見掛けする
混乱している人、迷っている人達は
何やかやとアタマで考えすぎている人が
ほとんどですね。
小手先で何とかしようとしていたり、
他人を変えようとしていたり、
そんな迂回路ばかり探しています。
腹をくくる、覚悟を決めるというのは
徹底的に、己との対話です。
極限状態まで、自分がどうしたいのかを
突き詰めることです。
問題を作り出して犯人捜しをしてみたり、
被害者役を演じたりすることで
己の姿から目を背けることができます。
自分の内側にある本当の欲求に気付かず、
大事な本音を隠してばかり。
そしてムダな時間を費やしている。
ええかげんにしなはれ。
時代はもう、待ったなしやで。
他の誰でもない、自分自身を生きるんや。
大転換の時代こそ、
頼りになるのは、自分だけやで。
あの頃の自分に戻って
そう叫びたくなることが時々、あります。
まぁ、それなりにオトナになりましたから、
叫んだりしませんけど(^^;)
アラフィフのたわごとだと思ってくださいませ。
ほほほ。