2021年1月13日
「『嵐』が去って、大嵐が来た!」
今年の三が日はお天気も良く、
穏やかなお正月でした。
毎年楽しみにしている箱根駅伝、
最後の10区、最後の2キロ地点で
3分の大差をひっくり返して首位を奪うという
大逆転劇が起こりました。
聴くところによると、
箱根神社のご神事が駅伝なのだそうです。
となると、今年のキーワードは
「奇跡の大逆転」。
最後まで諦めないこと、を肝に銘じます。
そして、日本では国民的アイドルの『嵐』が
昨年末で活動休止・・・と思いきや、
年明け早々、アメリカでは大嵐が吹き荒れています。
結論の出ていなかった大統領選挙は
1月6日、国会議事堂に 暴徒が入り込み、
議会が中断するという騒動が起こり、
バイデン氏が上院下院の決議で
選ばれたことになっていますけど。
いやいや果たして、ほんまにそうかいな。
さらに、YouTubeやFacebook、Twitterでは
ある角度からの情報については
あっというまに削され、
言論統制されていますし
真偽を確かめる暇もなく、
日々、情報は錯綜しています。
ま、とにかく、テレビや新聞で
報じられていることは、全くもって、
正確ではない、ということです。
これだけは確かだと思います。
こうなったら、1月20日に
一体、何が起こるのか
そのプロセスをじっくりと
眺めているしかありません。
そしてやがてその先に、
この日本をどうしていくのか、
ということに直面していくわけです。
いやはや、なんともすごい時代を
生きているものです。
個人的には、1月2日からフル回転で
お仕事をしていまして、
年明けから個人面談のお問合せを
引きも切らず頂戴しています。
大きな流れの変化を感じていても
それをどうやってご自身のお仕事や生活に
当てはめていくのか、ということは
なかなかに難しいことだと思います。
先日もある経営者の方とお話をしていまして
「今は平時ではない、有事の時だ」と
しきりにおっしゃっていました。
実は、こういう時こそ、
目先の損得勘定を捨てて、
大局、大望から物ごとを
選択をするべきなのでは、
と私は思っています。
小さな欲で物事を選ぶよりも
大きな欲で選択した方がいい。
今年はそういう意味では、
大局から物事を観て、
一世一代の勝負を賭けるぞ、という
気概を持った方がいいのかもしれません。
そういう意味では、
今年の大河ドラマの主人公が
「渋沢栄一」というのも
さすがのセッティングですよね。
どんな世界でも
勝負どころ
カンどころ
というのがあると思います。
私自身も、20年以上、吹けば飛ぶような
小さな会社の運営に携わってきましたが
最初の10年間なんて、とにかく、
毎日が戦国時代のようであり、
危機的状況という心境でした。
毎日、毎月、会社が存続していけるか
心配で心配で仕方がなくて
枕を高くして寝られたことは
ほとんどありませんでした。
そんな日々を潜り抜けてきたのですが
ある時、何をどう悩んでも
泣きわめいても、1分1秒、
同じように過ぎていくものだなと
ふと感じたことがありました。
それ以来、余計な心配や気苦労を
手放すことにしました。
有難いことに、いくら心配しても
お仕事をいただいていましたし、
いくら悩んでも、
会社はなくなりませんでした。
多額の借り入れも背負いましたが、
それを返すために一生懸命働いていたら
気付いたら、全部、返済できていました。
やるべきことをやる。
必要だと感じたことをやる。
たとえ無駄に思えることであっても
必ず、それは後になって役に立つ。
そして、ここが大勝負!と思う時には
ズバっとお金を投じてみる。
野生の勘としか言いようがないのですが
この20年、そんなことの繰り返しでした。
普通に考えたら、こんな経営の仕方、
とてもおすすめできませんが。
ただ、一貫して私がやってきたのは
「宇宙の風を読み、その波に乗る」
ということでした。
そしてアタマで考えるのではなく
ハラで選択してハラ決めてきました。
この「ハラ」を使いこなすことができたら
しめたものです。
自分に正直に生きられるようになります。
本質的なものから外れなくなり、
余計な誘惑に負けなくなります。
必要な時に、必要な人と出会い、
必要な情報もお金も、ちゃんと入ってきます。
時には、「何でこんなに忙しいの?!」と
泣きそうになる時もあったりしますし
反対に、スケジュールが真っ白になって
こちらの顔が真っ青になったりすることもありますが、
後でちゃんと意味がわかるようになっています。
「天」や「宇宙」にお任せしておけばいい、
なるようになると全幅の信頼を寄せています。
信じる者は、救われるのですよ、はい。
そんなこんなでウソ偽りなく、
人生を謳歌しています。
まぁ、大した財産がある訳でもなく
地位や名誉も何もありませんが
この「境地」を手に入れることができたのは
なかなかに幸せなことだったと思います。
この「境地」から物事を見定めれば
おのずと必要な答えが得られるわけです。
・・・ということで
新年早々、あれこれと
独りごちてしまいましたが、
今年も、私にできることをできる限り
そしてできるだけ楽しく、
行っていく所存ですので、
何かお役に立てることがございましたら、
どうぞお気軽にお声かけくださいませ。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。