2019年7月17日
「魂ですか、肉体ですか？」
阪神大震災の起きた年だったので
あれは１９９５年のことでした。
八ヶ岳に住む聖者がお話される場所があると
知人に連れられて、八ヶ岳のペンションに向かいました。
大広間には、数十人の方が集まっていました。
当時、２０代だった私には
先生のお話は難しくてチンプンカンプンだったのですが
「あなた方は、意識ですか、肉体ですか？」と
先生が聴衆に何度も問いかけておられたことを
よく覚えています。
知人が聖者、と呼んでいた小柄な男性は
知花敏彦先生という先生でした。
あの当時の知花先生の教えを受けて、
今も活躍している方が何人もいらっしゃいます。
２０年以上も時が流れて、ようやく、知花先生が
「あなた方は、意識ですか、肉体ですか？」と
問いかけられた意味が理解できるのです。
意識とはすなわち宇宙意識のことです。
地上において、宇宙と共に生きる意識体、
としての存在になるのか、
それとも、
「人間という種類の動物」として生きるのか、
と問われていたのだと思います。
スピリチュアルな世界に目覚めてからの３０年あまり、
自分が本当にどうしたいのか、ということを
ずっと問いかけて生きてきました。
それをこの現実の世界で実行しようとすると
あっちでもこっちでも、
軋轢や、葛藤や、衝突が起きたりして
それはまぁ、大変でした（笑）
家族にはほとんど理解されませんでしたし、
会社の中で、腹を割って話せる友人や同僚は
ほとんどいませんでした。
言いようのない孤独感を抱えながら、それでも、
「そうか、会社の中にいなければ
外に探しに行けばいいんだ！」と思い立ち、
アフター５や休日になると
いろいろな場所へ出かけては
勉強を続けていきました。
そうやって自分の世界を広げることの楽しさを知ると、
どんどん、どんどん、扉が開いていき、
思いがけない出会いがたくさん生まれていきました。
その行動を続けた３０年間がなかったら
今の私はここにはいないと思います。
一介のＯＬでしかなかったのに、
好きなことを仕事にして、
時間の制約もなく、自由に国内外を
移動する生活を過ごせるのは
有難いことだと思います。
しかも、「あなたの話が聞きたい」と
言っていただいて、全国に招いていただける。
こんな幸せがあるでしょうか。
でも、一つだけ言えるのは
私は、私の魂の声に、正直に生きたい、と
そう思って行動し続けてきただけなのです。
ただ、本当にそれだけです。
実は、ここ最近、
「このままで終わりたくない！」という
中高年世代の方が、駆け込み寺のように
個人セッションやセミナーにお越しになるのです。
本当にやりたいことをやって来なかった。
本当にやりたいことがわからない。
・・・とおっしゃる方々は、世の中の常識に、
生真面目に沿って生きていた結果、
そうなってしまったのです。
この世の中は、自分に正直に生きられないような
カラクリや仕掛けに満ちています。
実に巧妙に、それが叶わないような
トリックやワナが仕掛けられています。
人生の分岐点に置いて、いくつもの
カラクリや仕掛け、トリックやワナを
見抜いて「自分の求める真実」に
たどり着けるかどうか。
・・・という壮大なゲームに挑戦するために、
私たちは地球にやって来たのかもしれません。
しかし、この壮大なゲーム、あともう少しで
終わりを告げるような気がします。
このゲームに勝つための秘訣は、
本当の私を生きる、というシンプルで
単純なことを、決断して行動するか否か。
あるところで聞いた話では、
２０２１年１２月２１日冬至の日に、
「ＧＡＭＥ ＯＶＥＲ」になるとか。
まぁ、この業界での約３０年間に
何度もそういう「タイムリミット」的な
お話は何度も聞いたのですが（苦笑）
まぁ、それはともかくとして、
自分自身の人生のタイムリミットを
意識せざるを得なくなってきたので（苦笑）
苦手なことや、イヤなことや、
腑に落ちないことや、意に沿わないことは
できるだけ、手放しているのです。
アタマで考えすぎず、
ハートで感じることを大切にしているのです。
「自分自身にとって、それが本当に快適か」を
大事にしてください。
それは本能的なセンサーを使えば分かります。
アタマではなく、お腹のあたりに、
それはあります。
かのブルース・リーも言っています。
「考えるな、感じろ」
「友よ、水のように生きろ」
で、
どうしても分からない、という方は
全国で開催している
「水の如く生きる」やツアーやイベントに
どうぞお運びになってみてください。
そこには、肉体ではなく、意識で生きている人が
たくさん集っています。
そういう人に囲まれて、影響を受けるのが
一番、手っ取り早いと思います。
セミナーを「学問」として捉えると、
たぶん、訳が分からなくなります。
「意識」で生きている人と接していると
よく分かるようになると思います。
実践、行動の時代です。
今までとは違うエリアへ飛び出すことです。
もちろん、もうわかっているよ、という方は
とにかく、遠慮せずに行動に移すことです。
きっと、おもしろいことが、
たくさん、待っていると思います。
もう学ぶ時代は終わったので、
実践の時代、あとは、やるだけです！