2018年2月16日
「そぎ落とす、絞り込む」
1月と3月はブルームーンといって満月が2回あります。
その間にはさまれた2月は、新月が一度あるだけです。
なので、2月のお月様のイベントは16日の新月一回のみ。
新月は基本的に「見えない」状態ではありますが
絞る、捨てる、などの意味が強くなります。
拡大や発展は満月の役割なので、
その反対のエネルギーというわけです。
そのせいか、この2月、けっこう、
「絞り上げられている」感じがします。
いわんや、足元や土台の見直し、これまで
やり過ごしてきたことなどが
露呈しやすかったりとか。
「この2月、キツいですね・・・」
というお声を、たくさん聴きました。
・・・そりゃそうだ。
拡大のエネルギーのタイミングがないんだもん。
ひたすらに、捨てる、手放す、研ぎ澄ます、
そういう流れしか見えないんだんもん。
ぎゅーっと重圧がかかって、
ホンネが搾り出されたり、
本当にほしいものが見えてきたり
するような気がします。
しかし、こんなにも圧力のかかる中、
2月17日に金メダルを有言実行で獲得した、
羽生結弦選手はやっぱりすごい。
それも演目が「陰陽師」だなんて、やっぱりすごい。
ただのファイター、アスリートというだけでなく
私にはまるで、スケーターという仮の姿をした、
覚者か求道者のようにすら見えました。
この地上において、
本当にほしい望むものを得る。
なりたい姿、理想の自分を体現する。
この2月17日に羽生選手が、
私たちに投げかけたメッセージは
「あなたも、本当にそう思って行動すれば、
欲しい物を手に入れることができ
なりたい自分になることができるんだよ」
ということなのではないかと思います。
私は勝手に思っていますが、彼は、
宇宙からのメッセージを体現する人です。
フィギュアスケートの金メダリストは男女ともに、
圧倒的に数秘33番の選手が多いのです。
前回のソチ五輪のときにこんな記事を書きました。
https://ameblo.jp/mission-navi/entry-11778443105.html
過去3大会、金メダリストはいずれも数秘33番です。
私がスポーツ中継で唯一欠かさず見ているのは
フィギュアスケートだけです。
氷の上、というのは異次元の世界。
地上とは異なる異空間です。
その氷上で舞い踊るスケーターは、
まるで神の化身、天の遣いのように思えるのです。
そしてあの絞り込んだ身体ラインの美しさ。
あぁ、惚れ惚れする(*^.^*)
・・・おっと、話がそれましたが、
今月は、余計なものを外して、
軸やラインをしっかりと
見つめることが大事なのではと思います。
「光を観る旅」では、よく日本庭園を散策します。
そこで教わったことですが、
四季折々に楽しめる日本庭園を、ツウは、
冬の景色を最も好むのだそうです。
花も少なく、葉もほとんど落ちている状態で
一見、何もないように思えます。
が、庭の骨格が浮かび上がり、
その庭園の本質的な魅力が浮き上がるのが
冬の景色なのだそうです。
春の気配が少しずつ漂い始めています。
しっかりとしかるべき時に花を咲かせるには、
今の時期にこそ、しっかりとラインを整えて、
準備をすることですね。
あぁ、春に備えて、ボディラインも
そぎ落としておきたいものです・・・(^^;)