2018年1月17日
「1月に入ってからの、ひとりごと」
1月も中旬となりました。
今年は、ものすごくスピードが速いですね。
今月の私は奈良、大阪、奄美、和歌山、東京、伊勢と
激しく動き回ることになっています。
各地でお会いする方々も不思議なことに、
ずいぶん久しぶりの方々にお目にかかる場面が
いくつもあります。
今年になってから、3年、5年、9年ぶりの
再会がありました。
中には、もう二度とお会いすることはないだろう
思った方々にさえも、再会しました。
なにやら、「ご縁」「つながり」の年にふさわしい
おもしろい幕開けを体験しています。
そして、2015年の動きをなぞるような
そんな空気も感じますし。
とにかく、新年早々、とても慌しい、というのが
個人的な感想です。
さて、たった2週間あまりですが、
最近、私の周囲で、
「本当はどうしたいの?」
このことを痛感させられる場面が
いくつも起こっています。
これは、2018年の、
大きなテーマではないかと感じます。
自分に正直に生きること。
どんな場面でも、どんな人に対しても。
それが問われる時代になっていますね。
タテマエを抜きにして、
ホンネを生きられるかどうか。
そのためには、自分の感情に正直になることが
必要なんですよね。
好き、嫌い、おもしろそう、それ苦手、
やりたい、やりたくない・・・。
シンプルだけど、その思いに従う方が
何かとうまくいくようです。
考えすぎると、答えが出てきません。
分析のしすぎもよくありません。
正直な答えから、遠ざかってしまいます。
「徹子の部屋」を見ていて思うのですが
黒柳徹子さんって1万人以上の
ゲストの話を聞いているにも関わらず、
いつも自然体で、ピュアなままなんですね。
いつも徹子さんは無邪気に人の話を聞いています。
先入観がない。まっさらのままで
人の話を聞いておられます。
どうしても大人になると「過去のデータ」に
囚われてしまって、今、目の前にあるものに
あてはめようとしがちなのですが。
80歳を過ぎても、徹子さんにはそれがありません。
「徹子の部屋」が長寿番組たる理由は
そこにあるのでは、と思います。
その徹子さんに、ある若いタレントさんが
人間関係についての相談をしていました。
「苦手な人と、どうやって仲良くしたらいいですか?」
徹子さんの答え、明瞭でした。
「あら、苦手な人と無理にお付き合いすることは、
ないと思いますよ。
だって、合わないんですもの、仕方ないでしょ。
お互いに、苦手なのに合わせようとするのは
時間がもったいないと思うの。
だから、苦手な方とは、
うまく距離を取ればいいと思うわよ。」
1万人以上のゲストをお迎えした徹子さんの
人生哲学が、これだったのでした(@o@)/
あぁ、そうか、やっぱり人は、
無理をしなくていいんだ・・・と
改めて私も感じたのでした。
「〜ねばならない」というがんじがらめの想いは
エネルギーを捻じ曲げてしまいますね。
そういえば、おととい、高野山の奥の院で、
あることを空海さまにおたずねをしました。
秋ごろから、とある一件で、私の身辺では
何かとざわざわしていたのです。
それに対して、受け取った答えは
「わからぬ者は、置いていけ」
という言葉だったのでした。
家に帰ってから、よくよく考えてみると、
相手に対して、私自身の、
分かってもらおう、分かってもらいたい、
というエゴを、この奥の院に置いていけ、という
空海さまからのお言葉だったのでは、と感じました。
2018年、たった半月ですが、本当に毎日が深いです。
まだまだ冷え込みも続きますが、
みなさま、どうぞお元気でお過ごしくださいませ。