2017年6月24日
無事に帰国いたしました
人生最長の海外ツアーから無事に帰国いたしました。
聖母マリア後出現から100周年を迎えたポルトガルから
イギリスへ入り、夏至のストーンヘッジ、
ロックフェスで有名なグラストンベリー、
テロの影響で注意勧告が出ていたロンドンと
盛りだくさんの2週間でした。
まだまだ咀嚼しきれていないというのが
正直なところです。
よく知らないで出かけたポルトガルという国。
少しウィキペディアで調べてみたのですが
人口約1060万人、一人当たりのGDP第40位。
インドに到達したヴァスコ・ダ・ガマは有名です。
1500年代には日本にもやって来て、
南蛮貿易が盛んになり。
大航海時代には、アメリカ大陸や
アフリカなど世界中を植民地化しましたが
21世紀には全ての植民地を手放しています。
コルク製品やポートワイン、オリーブオイルなどが
名産品でした。
かつては世界制覇を目指して海を駆け巡ったという
歴史を持つ国でありながら
現在のポルトガルに、そんな攻撃的な気配は感じません。
実際に現地に住む日本の方に伺っても、
人々は穏やかでのんびりとした空気です。
困っている人がいると、あちこちから救いの手が挙がる
優しい心を持った人々だそうです。
実際に私達も、人種差別的な言動に
遭遇したことは一度もありませんでした。
どこかシャイなところもありましたね。
1917年の5月10月の毎月13日に、
聖母マリアが田舎の村、ファティマに現われ、
大勢の人々にメッセージを伝えたのだそうです。
10月13日には7万人の前で奇跡を起こしたいう
記録が残っています。
聖母マリアは、
「ポルトガルは永遠に平和な国となります」
という言葉を残されたといいます。
聖母のご出現は、第一次世界大戦中でしたが、
その後の第二次世界大戦には参戦しませんでした。
現在のファティマには大聖堂が建てられ、
世界中から巡礼者が訪れています。
夜にはキャンドルミサが行われ、
聖母マリアを讃える歌を歌いながら、
たくさんの人々が祈ります。
昨年の3月にフランスのルルドを訪れました。
そこでも同じようにキャンドルミサが行われていました。
聖母マリアが現われた土地では
「平和への祈り」が脈々と続いているのです。
ルルド、ファティマの地を踏んで、
改めて感じるのは、
「聖母マリアがその地に現われたこと」ではなく
「聖母マリアは何を伝えたかったのか?」
ということだったのだと思います。
これはとても大切な宿題です。
そうそう、日本では見たこともない
コルク製品は実に見事でしたよ。
帽子、バッグ、ベルト、クツなど
ありとあらゆる品物がコルクでできているのです。
撥水加工もしており、軽くて丈夫と大評判でした。
ことにバッグはいろんなデザインがあって
目移りして大変でした。
日本でも、コルク製品を輸入する専門の会社が
あってもいいと思うのですが・・・。
本当にオススメです!!
7月にもう一度、ポルトガルツアーがあるので
ゆっくりお買い物してきます。