2016年11月29日
「真実は自分の眼で『観る』ことにある」
泣いても笑っても、今年も残り一ヶ月あまり。
思い起こせば、ずーっと全力疾走してきました。
3月にフランス、10月にトルコとイスラエル、
国内でも大型ツアーをたくさん開催しました。
今週末には、高野山のふもと「ゆの里」へ、
講演会やツアーで、総勢100名近い方々と
お会いするイベントがあり、私にとって、
これは一つの集大成の場面となります。
「光を観る旅」を100回以上、開催してきまして、
その半分以上が、空海さまにまつわる場所でした。
旅先での一つ一つの出会いが、私の大切な財産です。
旅の様子を、いつもブログで公開しています。
実際に現地へ足を運び、念入りに下見をして
お店の場所や味を確かめたり、地元の方からのお話を
伺ったりして作り上げる「ひかり旅」です。
そうしいるうちに、歴史や宗教について
詳しくなるのかと思いきや・・・、
これがなかなか(>o<)
実のところ、かえって謎が深まってしまい、
「日本」という国には、学校では教わらない、
埋もれてしまった歴史の事実がたくさんあることに
気付かされてしまいました。
それはやはり、現地に足を運んで、
地元の方々にお話を聞いたり、実際にその場に
足を運んでみるからこそ、体感することなのです。
ただ本を読んで「知っている」ということと
実際に現地に足を運んで、「体感」することとは
まったく意味が違うのですね。
さらに今は、スマホを指先でクリックすれば、
どんな情報でも簡単に手に入れることができます。
手に入ってしまう、というべきでしょうか。
しかし、それが万全・万能だとは言えないことを
私たちはしっかりと念頭においておかねばなりません。
つい最近、こんなことがありました。
ある日、突然、私のところに
「あなたは○○教会の会員なのですよね?
勝○連合や右○団体ともつながりがありますね?」
・・・というメールが来ました(驚愕)
いきなりですよ、いきなり!!
それも夜の夜中にです(@o@)
一体、何をどうすればそういう話になるのか、
目がテンになるというのは、まさしくこのことです。
何がなにやら、さらにメールをして聞いてみると、
以前、私がその方に話した人間関係や、お友達のこと、
さらにはネットの世界の情報を、断片的につなぎ合わせ、
いつのまにやら、聞いたこともない団体に
私が所属していると勝手に妄想して、
指摘をされてきたのです。(およよ)
青天のヘキレキとはまさにこのことです(@o@)/
しかも時間も時間だったので
もうなにが起きたのか訳が分からず・・・(+o+;)
私はこの20年あまり、ことに2009年以降は
お会いした方々との関係性、つながり、については
非常に心を砕いてきたつもりです。
良いと思うものに出会えば、損得勘定抜きで
同業の先生のセッションもご紹介してきましたし、
仲の良い人と人とを、あちこちで、繋げてもきました。
そして、個人セッション、各種の講座、「ひかり旅」
このメルマガやブログを読んでくださる方々、
全方位に対して
「ウラオモテのないこと」「ウソがないこと」を
モットーにして生きてきましたし
これからも変えることはありません。
なので、身に覚えのないことを言われる覚えも
筋合いもありません。
今までの活動の全てを否定されたような気分になり、
非常に落ち込みました(ToT)
朝になって急に哀しくなったり、
怒りが湧いてきたりで、
しばらくアタマがぐるぐるしていました。
20年近く、この仕事をしてきまして、
まだ「スピリチュアル」が今のように
市民権を得る以前から活動するなかで、
さんざんアヤシイとか、うそ臭いとか
言われることには慣れていたつもりでしたが。
久しぶりに受けたダメージは、
かなりインパクトがありました。
「だいたいなぁっっ!!
アタシがどこかで高いツボを勧めたり、
サティアンに閉じ込めたりしたことがあるなら
言われても 仕方がないかもしれんが・・・、
何をどうすれば、勝○連合なんだよっ!!
えーい、あやつめ、今後、一切の出入り禁止じゃ!!」
と叫んでおりました(((o(*゚▽゚*)o)))
・・・が、しかし。
いやいや待てよ。
よくよく考えると、その方は、
私の講座も個人セッションも、「光を観る旅」にも
一度も参加されたことがない事に気が付きました。
そういえば、いつも飲み会で話をするだけだなぁ・・・、
その人は、私のことを知っているつもりでも、
本当は何も知らないんだなぁ・・・。
おそらく、右○団体と誤解された原因の一つは
たぶん、私がスピ系でありながら
龍馬プロジェクトという保守系の政治団体で
昨年から、女性部会で役員をしていることです。
はっきり言いますが、政治の詳しいことはわかりませんっ。
だからこそ、プロが集まっている場所で
リアルな声を聞いて、学びたかったんですよ。
ナマの情報を得たかったんですよ!
わからないことは、その道のプロに聞け。
これが私のモットーなんですよ!
そしてそこは、私自身が単純に、すごいなぁと思う人物に
たくさん出会えた場所だったのです。
純粋で、愚直で、まじめで、不器用な若者ばかり。
それでも、真剣に世の中を良くしたいと願っている。
でも、いくら私が「応援したいと思う政治家の友達がいる」
と言っても、
ある人にとっては「政治家=利権まみれの人々」
という常識で生きていたりするのですね。
私は実際に彼らと何度も話しをしたり、
考え方を聞かせてもらったり、活動の様子を見てきました。
けして、胡散臭い政治家ではない人達だったからこそ
シンプルに、応援したいと思ったわけです。
そして自分自身が、長年、投票用紙をムダにしていた
反省も芽生えていました。
「自分のビジネスや生きがいのことだけじゃなく、
もっと幅広く、政治や世の中のことに関心を向けて、
ご一緒に考えませんか?」
というつもりで、発信してきたわけです。
でも、ある人から見ると、
それは「洗脳」に見えるのだと(びっくり!!)
私自身が「常識」と思っていたことと、
他人様にとっては常識ではない、ということなんですね。
ただ、一つだけ言えることは、その方の場合も、
またかつて、誹謗中傷してきた方も、
実際に私や、その知り合いにまったく面識もなく、
私がやっていることを見たこともなく、
誰からの情報や、ネットの中の情報を元に
判断したり、評論されていたことがほとんどでした。
ネット上の情報も、確かに知らないことが
たくさん書かれていて役に立つことも
それはいっぱいあるにはあるんですよ。
でも、本当の本当の本当が、
全て、そこにあると言えるのでしょうか?
実は私も、ブログに書いていることって
おそらく、自分が感じていることや
実際に体験したことの、
3−4割程度のことじゃないかと思います。
けしてウソをついているわけではありません。
でも、ボリュームは、下げているんです。
どうしてもフルボリュームでは書けないし、
全てを書くことは不可能なんです。
まるまる全部をネットの世界に吐き出してしまう訳には
いかないこともありますよね。
でも、実際に講演会や個人セッションに
足を運んでくださる方々の前では、
かなりの部分で本音や体験を語ります。
やっぱりね、「会う」ことに、かなうものはない。
ネットの世界に全てがあると、思い込んでしまうのは
かなりキケンだということなんですね。
そう思うと、私はこの20年あまりの間に、
何万人という方々に、実際にお会いして、
いろんな話をお聞きする機会をいただきました。
これは例え話なんですけど、
今上天皇の譲位については、
20XX年から用意されていた。
201X年X月15日からXX日まで、
宮中では600年ぶりの大きな儀式が行われていた。
三種の神器は、実際は○○県の某所にあり
代々、それを守っている方がおられる。
・・・などという情報は、
絶対にネットの中には出てこないと思います。
(あくまでも、例え話ですよ)
当たり前です、その世界の方しか
知らなくてよい事実がある。
でも、その関係者の方にお会いすると、
実際に、「こういうことがあってね・・・」と
語られる真実があるのです。
歴史的に有名な人物の子孫の方にお会いすると
世間ではこう言われていますが、
実際は○○でした、ということがよくありました。
そういえば、世界の民族の中には、
文字を持たず、大事なことはすべて
「口伝」で伝えるという人々がいますね。
実際に会って、話す、という超アナログな世界にこそ
本当の真実がつかめる、出会える、伝えられる、
ということなんですね。
精妙になればなるほど、実は、「口伝」、
実際に会って話す、伝えるということの大事さを
痛感するのです。
「達人」の域に達した方なら、
きっとそうおっしゃるでしょう。
だから弟子に「俺の背中を見て学べ」と言うのです。
これはおそらく、どの分野にも共通することだと思います。
いくらデジタルな世界が発達したとしても、
リアルに人に会い、観て、体験して、
感じることほど重要なものはない。
「体得」することで、
人は真実に近づくことができるのです。
・・・ということを今回の一件で、
つくづくと考えさせられたのでした。
・・・で、結局、その方とはどうなったかって?
えぇ、もし今度会ったら、高いツボを売りつけ、
恐ろしいサティアンへお連れします(ちゃんちゃん♪)
↑
ウソです(*^o^*)
・・・というわけで、まぁ数秘学の上では
さすがに11月は【動揺】の月だったわけで、
本当に私は流れに乗っていると思ったはせがわです。
最後に、毎年恒例のお知らせがございます。
12月恒例の「2017年の上期を読む」を
開催しております。
新しいことをスタートさせるには、2017年は最適!
そのための指針をお伝えします。
そして12月といえばクリスマス・・・!
こちらは下段にお知らせ欄を作りましたので
そちらをご参照くださいませ。
それでは、皆々さま、【動揺】の月はあと1日ありますが
どうぞごきげんようq(^o^)p