2016年9月19日
「完結の年、完結の月」
先日、これまでの歩みを、少し振り返る時間がありました。
その瞬間、瞬間の選択や判断の結果が、
今の自分を作り上げているのだと、改めて感じました。
私のような自営業の人間は、人からの指示を
待っているわけにはいきません。
すべて自分で考え、決断し行動し、失敗したら
迅速にリカバリーに勤める。
1997年、30代になったばかりの私は、
10年のOL生活の後、ベンチャー企業に転職し、
会社員と自営業の違いをイヤというほど、
見せ付けられたのでした。
どこにビジネスチャンスが転がっているか、
嗅覚を研ぎ澄まし続け、考え続け、前に進む日々。
経営というのは、サバンナの動物と同じように
本能をフルに使うことだと痛感しました。
と同時に、数字も示さなくてはならない。
スピリチュアルな分野で仕事をするのは、
「空(くう)」をつかむようなものです。
個人セッションにしても、セミナーにしても、
形のないものを提供する仕事です。
「空気」や「いい気分」「未来に対する安心感」が
いわば商品というわけです。
私の「感性」「感覚」、「フットワーク」は
こうして鍛え上げられていったのでした。
すでに、時代は、ビジネスもスピリチュアルも、
表裏一体になっています。
「この人、感じ悪いな」と思われたら、
いくら技術が素晴らしくても、
お客さまは離れてしまいます。
技術のすばらしさはもちろんなのですが、
人柄や人間性がステキ、ということが、
実は、最も重要なのです。
肩書きや、経歴、資格、
数字的なスペックなどは参考程度。
それよりも、資格も何も持たないけれど、
「あの人ステキよね」という存在感の方が、
後々になって、よほど大バケする可能性があります。
「無心」、「無邪気」な人のほうが、断然、強いのです。
このあたり、現世的な「装備」や「肩書き」「資格」、
「データ」などに囚われて来た方には、
非常にわかりにくいことかもしれません。
20世紀の時代に大事にされてきたものは、
二の次、三の次になっています。
それに気付かないということは、
道路を逆走してしまうようなもの・・・(@o@)
とっても、危険です!! 超キケン!!!
ここ数回のメルマガでも力説していますが、
最近、左脳で考えすぎ、理屈や理論、
さらに「お金」を優先してきた方が
ものすごく悶絶しておられます。
「自分がどうしたいのかわからない」そうです。
それは自分のセンサーや感性のアンテナを
ひたすらに折って折って、過ごしてきた結果です。
自分の魂の声を聞かずに生きてきた結果です。
不純な動機で、行動し続けた結果です。
やがてセンサーをなくした人々は、
魑魅魍魎、エネルギーバンパイアと化します。
そして、
「あなたのアンテナを貸して!」
「私はこんなにかわいそうな人なの!」
「かわいそうな私を助けてちょうだい!」と、
大騒ぎをして周りを巻き込み始めます。
・・・ずばり言っていいですか?
「他でもない、あんたのせいだよっ((((爆!!))))」
例の東京都の築地の移転の話も、都の職員の方が、
「良心」というセンサーに照らして、
「それは、おかしいのではありませんか?」と
声を上げていたら、どうなっていたでしょう?
しかし、みんなで見て見ぬふりをし続けた結果、
時代というエネルギーが、
「じゃじゃーん!!」
ブラックボックス、開けちゃいました〜q(*o*)p
・・・ということになったのです。
同じように、ご自分の中に潜んでいた
「ブラックボックス」が、開いてしまった方が、
最近、けっこう、いらっしゃるのではないでしょうか。
・・・あのね、もう、逃げられない所まで、
来ちゃいましたからねっ(^^;)
しかと現実を直視することですね。
人間、己の醜悪な姿を見ることほど、
苦しくて辛いものはありません。
それがイヤで、他人のせいにしたり、
自分は悪くない、かわいそうな被害者なのだと
周りに吹聴して歩いてみたり・・・。
でも、その姿は、もっとイタイ(ToT)
「みっともない自分を受け入れる」というのは、
相当な葛藤と悶絶を伴うものです。
とはいえ、選択は自由にですから、
逃げたければ、とことん、逃げればいいわけです。
でも、当然、逃げた分、苦しみはずっと続きます。
「逃げ」を選択された人がいたら、
とことん放っておいてあげましょう。
もう、自分自身しか、救えない時代なのです。
それが自己責任、自立の時代です。
本人しだいなんですから、
周りがヘタに手を貸そうとしてもムダです。
しかし、逃げることを諦め、
真正面から受け入れることができると、
苦しみは終わり、次に進むことができるのです。
醜悪な自分に、観念することです。
諦めて、受け入れてあげることです。
ここから先の選択は、
「良心に照らして」「真理に基づいて」いるかが、
もっとも重要です。
それが、宇宙と寄り添って、
生きていくことにつながるのですから。
ウラオモテのない、真っ正直な自分。
それを手に入れて前に進むために、
今までの装備や、概念や常識、不純な動機を
いったん、ゼロにしてリセットする。
手放して、捨てて、身軽になる。
それが2016年、「サイクル9:完結」の
年のテーマなのです。
と同時に、この9月は、月サイクルの上でも、
「サイクル9:完結」の月。
9月は、「完結」のエネルギーが、
一番、極まっているタイミングです。
いやおうなく「完結」のまっただなかを
私たちは、過ごしているのです。
9月もあと半月あまり、できるだけ、来年に向けての
手放しや捨てる作業を継続していきましょう。
身軽になることで、「本当の自分」が
見えてくるのです。
最後にお知らせです。
9月29日から、10月9日まで、
トルコとイスラエルの旅に出ます。
メンバーは天下泰平ブログの滝沢泰平さん、
裏高野の元僧侶、長典男さんを含む、総勢8名。
私にとっては、2010年に開始した
「光を観る旅」の集大成であり、
これまでにご参加いただいた皆様の代表として、
かの聖地を訪れたいと思っています
そして、帰国直後の10月21日(金)、
滝沢泰平さんと、長典男さんをお招きして、
「ミッション・ナビゲート講座 東京スペシャル」
を開催します。
トルコやイスラエルでのエピソードはもちろん、
ハワイからやって来るシークレットゲストのお話など、
本当に盛りだくさんの夜になりそうです!
それでは、「完結の年、完結の月」も
折り返し地点を過ぎました。
皆さまもどうぞ、真摯に
この9月をお過ごし下さいませ。