2015年5月4日
破壊と創造
今日は、旧暦の4月、5月の満月の日でした。
この日はウエサク祭といって、お釈迦様のお誕生日、
悟りを開いた日、入滅(逝去)の日が同じという説から、
世界各地でお祭りが行われます。
京都の鞍馬寺でも、年に一度、有名なお祭りが開かれます。
「五月の満月には天界と地上の間に通路が開け、
ひときわ強いエネルギーがふりそそぐという。
この夕、満月に清水を捧げ心のともし灯を輝かせつつ、
ふりそそがれる神秘的なお力を身に受けて、
自分とすべてのものの「めざめ」のための熱い祈りを捧げるのが、
光と水と聖音の祭典「五月満月祭(ウエサクさい)」である。」(鞍馬寺)
前回もお知らせしたように、4月19日の新月から、
今日の5月4日の満月まで、古いものを手放し、
新しい自分に変容するための、大事な期間でした。
満月は、「満ちる」というタイミングですので、
過去の学びを完了させ、まさに新しい人生へと向かう
タイミングだったというわけです。
ということで、私たちは、
たくさんのものを手放すことを要求されるかもしれません。
昨日は、大阪で、「寺子屋 如水塾」を開催したのですが、
集まられた皆さまの中に、まさに、
入れ替わりの事象を
体験されている方が何人もおられました。
昨日の満月は、一言で言うと、「豊かさ」に満ちた
エネルギーだったそうです。
それはそれは、願いが叶い、
ここから先の人生が
本当に豊かで、満ち足りたものになる様相だとか。
ただし、その前に大きなゲートをくぐる必要があります。
古いものを手放す、ということです。
これから先、必要のないものは、
遠慮なく捨てることを
求められるということです。
その古いものは、今でもあなたを苦しめているかもしれません。
しかし、ここで本気で手放してしまわないと、
これから先、あなたそのものを、
崩壊させてしまうことに
なりかねないのだそうです。
ひえー!!
まさに、破壊と創造 まっただなか(@o@)/
4月、人間関係で、すれ違いや違和感を感じた方も多かったと思います。
今まで、一緒に旅を続けてきたお友達や仲間と、
ここでお別れの時が来ています。
例えて言うと、
今まで、共に新幹線で同じ車両に乗っていたのですが、
東京駅に到着し、一人は東北新幹線に、一人は長野新幹線に、
一人は在来線に乗り換え、一人はそこで下車する・・・、
そんな感じです。
寂しいけれど、不安だけれど、ここから先は、
「自分が本当に生きたい場所」への旅が始まります。
今は、一人ぼっちのように思うかもしれません。
空っぽのように感じるかもしれません。
でも、大丈夫。
やがて、新しい旅仲間ができますから。
手放すことを、一人になることを恐れないこと。
ここで大きく障害になるのは、
しがらみ、常識、情け、罪悪感・・・などです。
でもね、それを、スパッと、断ち切りましょう。
そう、勇気を出して。
あなたを宇宙が。
神々が、仏様たちが、見守ってくれています。
今日は、ウエサク祭。
天界と地上の間に通路が開く、大切な一日だからです。
この影響は来年のウエサク祭まで、まる1年、続きます。
「本当のあなたの願い」に、向き合いましょう!