2015年2月19日
自ら動く・・・
今年は、行動の年です。
ちょうどこの２月２０日から４月中旬まで、とても大切な始動の期間です。
思いを投げる、種をまく、そういう時期にあたっています。
動くということ、動き方、というものを、私たちは小さいころから
本当に教わっていなかったのでないかな、と感じることがあります。
はからずも、３０歳そこそこで、経営者の立場に自ら立つこととなり、
そこから、「動く」そして、「働く」ことの意味を思い知りました。
それまで、毎月、同じ日に、決まったお給料が振り込まれるOL生活を
１０年も続けていた私です。
頼まれたこと、自分に割り当てられたことを
やっていれば収入が得られる、それが「働く」ことだと思っていました。
けれども従業員と経営者では、「働く」ことの意味が、
根本的に、大きな隔たりがありました。
自分が動かなければ、お金は生み出せない。
これは自営業の大きな責務でした。
さらに、会社員時代の「働く」モードとは１０倍、２０倍くらいの
覚悟が必要だったことを、辞めてから初めて知りました。
そのかわり、朝出社するのも、夕方、退社するのも、
いつ、どこで誰と会うかも、すべてが自由です。
自分の思い通りに、予定が決められるのは、楽しいことでした。
と同時に、「自律」の精神も相当に求められたのでした。
人は、縛られていることで、行動できることもあります。
他者の目があることで、自分を律することもあります。
会社員として勤めていた頃は、「会社」という大きな後ろ盾に、
依存していたことは否めません。
あらゆる面で、守られていたことも
退社してからよくよく理解できました。
「安定」が欲しければ、「自由」は望めない。
「自由」が欲しければ、「安定」は望まない。
実体験として、「起業」とは、そういうものでした。
【今は、多少、違うところもありますが】
「今は会社員ですが、いずれは自営業としてやっていきたい」
というご相談を、
仕事がら、たくさんお受けします。
私自身、会社員から起業した身ですので、
もちろん応援したいと思います。
ただし、従業員時代と自営業者のスタンスの違いを、
よくよく理解しておかないと、不幸の元です。
一世一代のバンジージャンプを飛んでも、装備と認識が甘いと、
大怪我につながりかねません。
２０代・独身で、実家住まいならばそれも有りかもしれません。
「若気の至り」で、まだ済ませられる年代だからです。
ただし、家庭がある、子供さんがまだ小さいなど、背負うものが
大きい場合は、
そんな冒険はお勧めしません。
「堅実路線」、「二束のわらじ」など、できる限り、安全な路線で、
夢を形にできないかを、探ります。
もしあなたに、何かの夢があるのなら、
「今すぐにでも」できることを
毎日、少しずつ、手がけることをおすすめします。
好きな分野があるのなら、とことん、勉強することです。
たとえば、自給自足が夢ならば、近くに畑を借り、身近な野菜を
育ててみることです。
畑がないなら、マンションのベランダで、
ハーブや、ミニトマトを育てることでもいいのです。
たとえば、超・困難と言われる、麻の栽培免許が取りたいのなら、
日常、麻の衣類を身にまとい、ヘンプスムージーを毎朝飲み、
あなたがまず、麻製品の恩恵を受けましょう。
そして麻の素晴らしさを周囲の人に伝えましょう。
「今すぐにでもできること」を今、やらずして、夢の方から、
あなたに近づいて来ることは難しいと、私は、思うのです。
案外、簡単で、シンプルなことの継続が、夢への近道だと思います。
そうこうするうちに「○○の神さま」が、がんばるあなたを
見つけ出して、
応援してくれるようになります。
チャンスをつかむ、ポジションを取っていく、というのは
そういうことではないかと私は思っています。
そのためにはどうすればいいか。
人から頼まれること、割り当てられたことをただこなすのではなく、
自分の頭で、考えることです。
「どうすればできるのか？」
「できる方法はないか？」
いつもいつも、考え続けることです。
そして、思いついたら、ひらめいたら、動いてみることです。
小さなことは、見逃しがちです。
小さなことは、おろそかにしがちです。
小さなことは、馬鹿にしがちです。
結局、それをやり続けた人が、
夢に近づいているのです。
「初心、忘れるべからず」
これを書きながら、
私自身も、もう一度、自分に問いかけています。
そう、新しい年の始まりですから（^o^）/