2013年9月5日
抗しがたいもの
猛暑・酷暑といわれた8月から打って変わって、
9月に入ってから、
自然を目の前にして、
やはり我々は「抗えない」ということを
まさに見せ付けられている感があります。
この8月31日から9月1日、六甲山ツアーを開催しました。
これで3回目となる1泊2日のツアーです。
8月中に3回の下見をして、行程の準備や宿の手配も入念に行い、
準備万端で望んだのですが・・・、前日から台風が来る!というニュースでした。
前夜のうちに温帯低気圧に変わり、新幹線も止まることもなく、
参加者の方も無事に時間通りに到着されました。
が、2日のツアーの間中、お天気には本当に気を揉みました。
「あの、晴れた日に見た、青い空と青い海の光景を見てほしかったんだぁ〜」と
大騒ぎしていたのは、誰あろう私ひとりで・・・(汗)
「なるようになりますよ」と、むしろ、泰然となさっていたのは
全国各地から集まられた、
お客様のほうでした・・・(^^;)
ハセガワアキコ、まだまだです。(>w<)
たしかに、私の頭の中にある、光景や風景が当日そのままになるわけもなく、
そこは自然現象があってのことですし、相手は秘められたパワースポット、
ましてや都会とは勝手の違う、標高700メートルの山の中です。
あらかじめ、思っていた展開とはウラハラに、想定外の事象の連発でした。
けれども「今を楽しむ」ということを イキイキを楽しまれていたお客様の笑顔に、
かえってこちらの至らなさをフォローしていただきました。
それにしても、夏霧に覆われた幻想的なお寺や、
ランチタイムに雨上がりのテラスで見た、見事な神戸港の風景、
雷雨のあと、神業のように動いていたロープウェイなど、
想定外の驚きがたくさんありました。
六甲山はもともと、「白竜」にまつわる神社がたくさんあるそうです。
また「菊理媛」が祀られているという信仰がある場所でもあるそうです。
前の週にはちょうど、石川県の白山比?神社にも参拝していたので、
やはり何かのつながりがあるかも・・・と思わずにはいられませんでした。
自分の意思で変えられるものなら、なんとかできますが、
ことに天候は、人間の力では どうすることもできません。
そこに思いがけない天の計らいを見つけることもあり・・・。
詳しくはまた、ブログでも書かせていただきますが、
「お任せする」「ゆだねる」ことの大切さを改めて学んだ、1泊2日の旅でした。
ところで、私は本来、晴れ女なんですが、
このところ、出張では雨続きで・・・、
最近、信用してもらえなくなりつつあります(>w<)