2012年11月28日
『観えるんです』
急転直下、選挙に突入!
前回のメルマガを配信した後、急転直下の解散・総選挙。
うわー、やっぱり、12月21日めがけていろんなことが押し寄せる・・・。
いやはや、あっというまに過ぎてしまいますよ、たぶん。
各政党も 右往左往の おおわらわ。
これからさらに、 いったい何が出てくるんだー!!という感じです。
もう、ここまで来たら、いちいち何が出ても、驚いてはいられません。
来るもの拒まず。去る者追わず(^^;)
はい、そうですか、とさらっと受け止めて 流していくしかないような気がします。
いえ、そうは言っても、人間ですから、器以上のものがやって来たら
やはり動揺しますし、おろおろしたりしますけど。
でも、「感情」に振り回されなくなると、すごくラクになりますね。
若い頃って【・・・ではもう若くないのかって(苦笑)】、
感情の起伏が激しいですから、目の前のことに いちいち、反応しやすいんですね。
でも、動じない人、とか、できた人、というのは、自分の感情に振り回されない。
冷静に、客観的に見て、何をどうすれば最善の対処ができるかを見据えている。
あるいは、冷静に、「なぜ そのことが起きてしまったのか」を
分析・確認したりしている。
冷静になると「観える」ようになるんです。
この方には今、何が必要なのか、どんな話しを提供すれば
希望になり、喜びを得られ、前向きになれるのか。
その 「ツボ」みたいなものを ツーッと探っていくことができます。
だからと言って、やみくもにそれを どどどーーーっとこっちのペースで
しゃべればいいって訳でもない。
相手の方が 話したいだけ話し尽くし、心中を吐露しつくし、
「受け取る」という態勢ができる瞬間というか
キャッチするタイミングが おとずれるのもわかります。
その、絶妙なタイミングで、ストーンと直球を投げ込むと、人の心は 必ず動く。
自分が話すよりも 「聴くこと」「受けとめる」ことを
セッションでは 特に優先してきました。
観音=音を観る=人の声を聴く、というお名前なので、
私のセッションのお手本は 観音さまです。
その感覚を使えば、例えば講演会で100人以上の方が会場に座っていても、
その場、その空間に「受け取る」用意が整うタイミングができるのが分かります。
その準備が 出来上がるまでは その場に流れる空気というか
皆さんの「気」をかき混ぜたり、動かしたり 締めたり、ゆるめたりしながら
場の空気が 暖まるのを待ちます。
「今、ここだ!」という時をはかって、
一番 核になるメッセージをスコーン!とストライクで投げ込めたときは
ものすごく 気分がいいです。
それと同時に「間合い」とか、「タイミング」とか、状況などを
見極められるようになると
今度は 自分の感情の起伏をちょっと脇に置いておくことができます。
多少なりとも 自分の中の「軸」が持てるようになったからだと思います。
ふだんは コテコテの喜怒哀楽がある人間なんですけど、
そういう場面ではだんだん 練れてきたというか。
この「観える」ことと ただその空間が3次元的な場として
「見えているだけ」というのは 雲泥の差があります。
だから ヒーラーとしての力、力量も、
この「観える力」によるのではないかと思います。
では、どうすれば「観える」ようになるのか、というと。
まずは 独りよがりにならないこと。
「我(ガ)」を外すこと。
すなわち、「無」になること。
素直であること。
「平和」「希望」「調和」ありきで 「戦い」ではないこと。
多くの人に幸せをもたらすという根底があること。
遠くの誰かのために祈ることができる人。
そう言う境地に至ると、
ものごとの本質は きちんと見極められるようになると思います。
そういう民が 数多く住む国には、
平らかな「まつりごと」を行う為政者が現れると思うのです。
私たち一人一人の集合意識が、表に立つ人を世に顕現させるのです・・・。
(すみません、今日は 禅問答みたいでしたね・・・笑)