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メールマガジン「気まぐれトーク」

2012年8月2日
適度な距離

KY、という言葉がはやったことがあります。

KY=「空気読めない」の略。

最近は、あんまり使わないような気がしますけど。
この、KYな人って・・・ ちょっと・・・といって敬遠されますけど。
なんとも言えない、この微妙な、感じ。

・・・察する、という美学を持っている 日本人独特の感性だと思います。

欧米では「はっきり言ってなんぼ」ですよね(^^;)
やはり「できる人」と呼ばれる人は、この感性が抜きん出ていると 思います。

なぜか、こういうスピリチュアル系の仕事をしながら、
保険業界のトップセールスの方に お会いすることが多いのですが、
そういう方と接していて、「うわー、すごいなー」と思うことしきり。

男性であっても(この表現は失礼にあたるかもしれませんが)、
とても細かい気配りをされる方は やはり、ちゃんと 空気を読んでいます。

反対に「なんか、この人、感じ良くないな・・・」と感じる人は、
やっぱり、なんか 「空気読んでいない」、それに尽きる気がします(- -#)

なんというか、ずかずか、っと 踏み込まれるような感じがしたり、
「そこは、あなたに指摘されたくないんですけど」的なことを 平気で言ったり。

名刺交換しただけで、信頼関係もないのに、いきなり売り込みに来るとか。

何年もお会いしてなかった人が、突然やって来て、
何の用件か 聞いてみると、いきなり大きな頼みごとだったりとか。

日ごろの積み重ねがあっての、セールスだったり、頼みごとだと思うんですけど・・・。

大きい頼みごとするなら、まずは距離を縮めることからしないとねー(^^;)
ビジネスの世界でも、案外、よく見かける光景なんですよね。

前述のトップセールスの方々は、一切、こういうことはしませんよね。
人間て、適度な’距離感’を保って、生きていると思うんですが、
なんか、自分の「エリア」みたいなものを 侵食されるような感じがすると、
人間は不快に感じるものです。

未熟だった頃は、いちいち目くじら立てて、怒ってましたが(苦笑)

多少、おとなになった最近は 
「そーっと距離を置く」ということを身に付けました(^^;)

その方には、その方が良い と思っている「常識」があるのです。

私にも、私なりの「心地よい」と感じる 常識の範囲がある。
双方が 一緒にいて 快適、心地よい、と感じるなら、
自然と、お付き合いは継続しますが、どちらかが 不快感を持つとしたら、
これもまた自然と、疎遠になるだけ、です。

そうすると、無用なケンカは生まれないし、
互いが不愉快になることもありません。

居心地が悪いなら、そーっと離れればいいだけです。

スピリチュアルの世界ではよく、
「愛を持って・・・って言うじゃないですか。 相手のことを赦す、とか、
相手を自分だと思って、ワンネス=一体になる、とか。
それができなくて 苦しがったり、自分は未熟だ、と悩みが生まれたりして。

でも、あくまでも人間だし、それぞれ固体だから、許せないことがあったり、
合わない人がいて、 当然だと、私は思います。

ソリが合わない、ウマが合わない、人間ですから、あって当然。

全部の人とうまくいくなんて、どだいむり、ムリ 無理ーー!

正直に言いますけど、 こういう仕事をしてるから、って、
観音様や マリア様みたいに  「全ての人に愛を」とか、口が裂けても、
私は 言えないですし、言わないです。

苦手な人、たくさんいます(- -#)、
まだまだ全部の人には、優しくなんかなれません。
業の深い人間ですから(すみません)。

でも、講演会場で、さんざん「愛を持って」とかおっしゃってた先生が、
楽屋では悪態つきまくりってことも 実は 結構あるんですよ(T.T)

だったら、最初から正直に言えばいいのにね、
人間なんだから(苦笑) でも、その方が、私とは異なる常識の世界を、
生きておられるなら、 それを尊重しましょう、
ということも、「一つの赦し」 だと思っています。

これは一例なんですけど、
仕事がら、嫁・姑の問題も、よくご相談をいただくのですが、
以前、 ソリが合わないお嫁さんと、お姑さんの二世帯同居についてのご相談で、
観音様、はっきり言い切ったですもんね。

「もともとは、アカの他人ですから。
世代によって大事にしている力点が違いますし、
基本、うまくいくはずがないです。」(きっぱり)

あんまりはっきり言われるので、かえって ほれぼれしました(まじ)
いやー、そうなんだー、えー、わー、そっかー、ほっとしました(^o^)/

「では、どうしたら、いいんですか?」
「距離を置くことです。」
「へ?」
「一つ屋根の下で、鼻を突っつき合わせて暮らしているから、
うまくいかないんです。 『スープが冷めない距離』をうまく保って、
離れたところから、愛情を送り合うことです。

何かあったときは、すぐに駆けつけられるような範囲ならばいいでしょう?
お互いに、良いところだけ、見えるような距離を保てば、
無用な争いはしなくてすみます。

要は、互いの領域を侵さない、ということです。」
・・・そっか。 けだし名言。以来、私、これを座右の銘にしています(^^;)

居心地が悪い人と、むりやり 鼻を突き合わせて、暮らさなくていいんだ。 (なっとく)

地球っていろんな星から、いろんなルールを持ち寄って集まったらしいので
それぞれの法律や常識が 平行線になるのは当然です。

分かり合えない、ということから始めれば、諦めもつくかもしれない。
分かり合えないけど、認め合うことなら、できると思うんです。

「それじゃ、単なる逃避じゃないか」、とおっしゃるかもしれませんが、
一つの解決策として、お考えいただければ幸いです。

それでも、どうしても距離が置けない関係性ならば、
それは必要性があってのことで 何かそこから学べ、ということなんですよ、きっと。

ただ、観音様を拝見していて、私がいつも感心(?)するのは、
オールマイティに誰とでも仲良くなれるところ。

経営者が来ても、主婦が来ても、政治家が来ても、子どもが来ても、
学生が来ても、どんなえらい人が来ても、犯罪者が来ても、
あるいは 自民党が来ようが、民主党が来ようが、その筋の方(!)が来ようが、
ぜーんぶの人に対して  「私は、あなたの味方よ」というお顔で、黙ってお座りになっている。
困ったときには、あちこちからさまざまな立場の人が、救いを求めて訪れる。

けれど、観音様は、具体的に、応援もしなければ、批判もしない。

「結局、やるのは あなたなのよ」と言わんばかりに、だまーってご覧になっている。

すべての人の味方でありながら、誰の味方にも、結局は、ならない。
まさに、極楽浄土とは、永世中立国の世界ではないかと思います。

「じゃ、どーすれば、いいんですか?」
「この世はすべて 『因果応報』の世界。 ・・・すべて、あなたのなさったことが、
ご自分に返ってくるだけです。 ならば、ご自分が得たいものを、
ご自分がお与えになれば、良いのです。」

自分がされて嬉しいな、と思うことを 相手にも 提供するということですね。
・・・空気を読む人って、それが自然とできる人のことを言うんですよね。

人間って、好きな人にはそれができますけど、苦手な人には、できないかもしれません。
とりあえず、自分が苦手な人に対しては、せめて不快な思いをさせないように、
その方のご意志をと常識を尊重して、円満になる距離を保つ努力はしますので。

今日の ところは、そのくらいでお許し下さい・・・(^^;)

【それに、とっても暑いし・・・、ごめんなさい(汗)】

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