2012年1月9日
正念場の2012年・・・
2012年になって早くも一週間。
少しずつ 日常のペースに戻りつつあります。
皆さまは、どんなお正月をお過ごしだったでしょうか。
私はほとんどお家でゆっくりさせていただきました。
2011年は、社会的にも 大きな転機の年となりました。
ご多分にもれず私自身も、
4年にわたる関西と関東の二重生活に終止符を打ちました。
おかげで、分散していたエネルギーを集約した感じで、
ぐっとシンプルに、さらに身軽になりました。
その流れを受けて、お正月の過ごし方も
ここ数年来とは少し違ったものになりました。
考えてみると、この数年は一つ一つ、転機を積み重ねて、
毎年、上書きをしているようでした。
久々に、新たな出会いや展開に導かれれるのです。
2010年にご縁をいただいた、
東洋思想研究家の田口佳史先生から
2012年までの傾向を、次のように教わりました。
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*2009年
革命的変化の年で、この年で自己変革を行っておかないと
3年後に生き残れない。
*2010年
前年の自己変革が価値になる年。自己の価値化を行うべき年。
*2011年
自己の価値化に続き、実力を発揮する年。
つまり実力が無いと何も出来ない。
*2012年
新(21世紀人間)と旧(20世紀人間)とを区分される年。
したがって新旧格差の年を生き残る為にも
2009年、2010年に新時代人間に脱皮しておくことが肝要!!
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別に意識したわけではありませんが、この数年を思い起こしてみると
なんだかこの通りの流れになっていたので驚きました。
この2012年は、あらゆる角度から、どの分野の専門家も、
とにかく変化・変容の年であると 言われています。
その布石が、実は2009年に、すでに敷かれていたということです。
講演会でも、このことについてお話すると、共感して下さる方が
とても多いのです。
そして いよいよ、結論、結果が表に現われる時期となりました。
その昔に放ったブーメランが、自分自身に戻ってくるタイミングだと
いうことです。
これはもちろん個人的にも、また社会的にも、人類としても・・・。
今さらじたばたしても遅いのかもしれませんが(苦笑)。
いえ、しかし、易経は東洋の暦ですから・・・
節分までは、まだ 時間がある!ということです(^^;)
ところで、昨日は、「光を観る旅」で、京都・東山の
神社仏閣を 駆け足でめぐってきました。
その中で一番、私が心に残ったのは 禅寺の教え・・・。
「無駄なものをそぎ落として暮らすことが、実は最高の贅沢」
まさに、世間では「断舎離」や「お片付け本」が売れに売れています。
3・11を体験した後、たくさんのモノに囲まれて暮らしていた私たちは
「本当に大切なもの」があることに気が付いてしまいました。
それは、
「けして揺るがないもの」であり、
「けして奪われることのないもの」であり、
「見ることも、聞くことも、味わうことも、触れることも、匂うことも
できないもの」でした。
それを見つけた人同士は、どんどん縁がつながっていくことでしょう。
本当に欲しいもの、本当にやりたいことだけに
焦点を絞っていくことになるでしょう。
自分にウソをつかず、正直に生きる、ということ。
まったくもって、シンプルなことだったのです。
2012年は、とことん、そういう生き方をします♪
今年もどうぞ よろしくお願いいたします。