2019年4月
「平成最後の一か月を」
花冷えの日が続いていますが、
今年もみごとに桜が咲きました。
新しい元号も発表されて、いよいよ、
改元へのカウントダウンが始まりましたね。
３０年を過ごした「平成」という時代が、
今月で終わります。
ラストマンスリーとなったこの４月、
いろいろと感慨深いものがありますね。
時代は３０年で一区切り、という感覚があります。
私が住んでいる地域はかつての新興住宅地ですが
居住して３０年も過ぎると、
ご近所にもいろいろと、変化が出てきます。
子供さん夫婦と同居のために引越しされたり、
施設に入られたり、あるいは、
ご夫婦ともお亡くなりになられたり。
そしてお家が売却されて、更地になって、
そこに新しい家が建って、若いご夫婦が入居される、
という代替わりも起きています。
時代が移り変わる一つのサイクルが
３０年という時間だなぁと感じます。
４月１日、新元号の発表の時、
私は自宅にいてリアルにテレビを見ていました。
発表の瞬間、「れいわ」と聞いたとき、
ぱっとアタマに浮かんだのは、
「霊和」という漢字でした。
次に思ったのが、「零和」です。
まさに職業病ですね・・・（笑）
画面で「令和」と書かれているのを見て、
これまた大方の予想を裏切る、
まったく新しい元号だなと思いました。
これまではすべて中国古典からの出展でしたが
今回は万葉集からということも、斬新な選択です。
日本は新しい国を造るために、大きく舵を切った、
そういう印象を受けました。
まぁ、確かにそうなんですよね。
６３年続いた「昭和」の後半は、
とにかく、右肩上がりの３０年でした。
そして３０年続いた「平成」は、
戦後に構築した尖ったものが次々に崩れていき、
人の心も、経済成長も、生き方も、働き方も、
まさに「平」で、フラットになりました。
全く新しい文明をこれから築き上げるくらいの
意識改革を起こす必要が、
これからの３０年には求められると思います。
その意味で、「令」という漢字が示す、
「神さまからのお告げ」により、
一人一人の霊性を呼び覚まし、
古いものをリセットし、
「零＝ゼロ」スタートをして、
あらゆるものと和していく、そんな気がします。
「令和」という元号はおおむね、好意的に
受け止められています。
もちろん、どんなことも、
いろいろな角度からの意見があるので
何を採用するのかは、自分自身ですしね。
とはいえ、それが表に現れた、ということは
大衆の集合意識がその「音」や「意味」を選び取り、
それが具現化されたということなのだと思います。
見えない世界にあるものが、見える世界に現れる。
すなわち、表裏一体。
「令和」という時代は、
まさに「霊和」であり「零和」。
そう感じ取った私にとっては、
そういう時間になるのだろうと思います。
そして、残りわずかとなった平成の時間。
今月はゆっくりと、惜しむように味わいたいと思います。
新しい元号になるまでに、
いらないものをそぎ落として、
お掃除にいそしみたいと思います（笑）
ちなみに、時代の移り変わりの時や、
人生の切り替えのタイミングに
カードリーディングはとても役に立ちます。
可視化できる、というのは大きな強みです。
普段は９枚の観音カードを使って、
「現在」「課題」「未来」を拝見しているのですが
先日、久しぶりにご要望をいただきまして、
７つのチャクラと未来を観る
チャクラリーディングをしました。
これが結構、好評でして（*^o^*）
個人の本質がよく分かった、と
おっしゃっていただきました。
観音カードを通じて、ご自身の節目の時を
確認していただくのもオススメです。
ということで、平成３０年４月を
丁寧に、大切に過ごしていきましょう。
AKIKO.HASEGAWA